■長谷寺門前町名物の草餅(奈良 長谷寺/特産品) - 心に残る温泉やグルメの旅(文と写真:井上晴雄)

昔ながらの車両や木造の駅舎・・古きよき時代の郷愁誘うローカル線・・。そこには夢とロマンがあります
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ローカル線にふらりと乗り途中下車して思いがけない美しい風景や文化を味わうのも旅の醍醐味・・

■長谷寺門前町名物の草餅(奈良 長谷寺/特産品)

西国33ヵ所第8番札所長谷寺の門前は、草餅の名所として知られている。その界隈に、明治8年創業以来、昔ながらの味を守っている草餅専門店がある


 冬枯れた野の先に、笠置の山並みが迫る初瀬の地。近鉄大阪線の長谷寺駅(奈良県 桜井市)から参道に出ると、古い造り酒屋や格子窓を構える古い民家が両脇に並んだ。石畳を東に上ると白装束をまとった老婆たちの福よかな笑顔とすれ違っていく。

 
 沿道を見渡しながら、長谷寺(奈良県 桜井市)の山門へ抜ける角を曲がるところに本舗白酒屋(奈良県 桜井市)の看板があった。民家風の2階屋に、湯気がもくもくと立ち込めている。
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本舗白酒屋の明るい店内では数人の巡礼者が談笑していた。作業場からヨモギの香りが流れてくる。


 やがて2個の草餅(お焼き+平餅)と大和茶がお盆の上に乗って運ばれてきた。お腹も空いていることだし早速いただいてみよう。こんがりと表面を焼いた草餅にかぶりつく。すると、しっとりとした餡の甘さと、ヨモギの深い香ばしさが口にふんわりと広がった。とにかく美味しい。
  本舗白酒屋(奈良県 桜井市)の餡は北海道産の自家製小豆(大納言)を無添加で炊き上げたもので、生地には、春先に摘んだ旬の生ヨモギとふんだんにまぶしているのだという。ヨモギの香りを餅に閉じ込めるために、木臼と杵で餅をついている昔ながらの手法にも、心の中で歓声が上がった。


 長谷寺(奈良県 桜井市)に参拝をしたあと、窓を染めた夕陽が落ち、寒ボタンの花に雪が舞い降りはじめた。近鉄大阪線の長谷寺駅に向かおうとしたところ、ふと思い立って溯上して再び総本舗白酒屋立ち寄った。両親にも美味しい草餅を食べさせてあげたいと思ったのだ。
「お土産用の草餅をお願いします。」
長谷寺の参道の草餅(白酒屋).jpg


DATA
<総本舗白酒屋>
・近鉄大阪線長谷寺駅から徒歩15分
・0744・47・8230
・奈良県桜井市長谷寺前
・9:00〜17:00
・不定休
・草餅一個90円、10個入り900円(お土産用)
・店内では草餅2個300円(大和茶付き)

日本はうつくしい風景、歴史、グルメほかさまざまな魅力にあふれています

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紅葉、桜、温泉、和食・・日本の旅には、さまざまなハイライトがある。巡る四季のなかで光と色が躍動し豊かな自然景観と重なって心地よい風情をつくりだす。そんな日本の旅の魅力を再発見していきたいと思う。

井上晴雄 絵画作品集

井上晴雄 絵画を鑑賞できる「カフェテリア アイハウス」
2006-06-27 02:43 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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四季折々の豊かな自然に囲まれた日本。春は桜や新緑、夏は緑に紺碧の空、秋は紅葉、冬は雪景色・・旅先には、その季節に応じた風情や景観美があることでしょう。
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